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三連動地震、超高層の揺れが「東日本」の2倍以上

2012.04.09 Monday 17:17

近い将来の発生が心配されている東海・東南海・南海地震の三連動地震が起きた場合、超高層ビルを大きく揺らす「長周期地震動」が、首都圏では東日本大震災の2倍以上の速さで揺らすとの予測を、『日本建築学会』の小委員会がまとめた。

ビルにいる人はより強い揺れを感じることになる上、長く続けば建物が損傷する恐れもある。

震源域に近い中部や関西でも強い揺れになるため注意が必要になりそうだ。





小委員会は、東日本大震災のあった3月11日の全国の地震計の記録を分析するとともに、同じマグニチュード9級が予想される東海・東南海・南海地震が超高層ビルに与える影響比較した。



東日本大震災では、東京・新宿などの超高層ビルを揺らしたが、揺れを大きくする周期2〜6秒の強さはそれほど顕著ではなく、周期6秒より大きな揺れが目立った。

また、揺れの強さの指標となる速度は毎秒20〜50センチにほぼ収まっていることが分かった。

これは建築基準法で超高層ビルに義務づけられる設計用地震波「告示波」の半分程度という。

実際のビルの揺れ幅も、建設会社からデータ提供を受けた45棟を調べたところ、大きくなかった。




これに対し、東海・東南海・南海地震の予測では周期2〜6秒が顕著になり、速度は毎秒50〜100センチだった。

一部で告示波を上回っていた。

もし、10分以上も長く揺れると、ビルの構造に損傷を与える恐れがある。




法律上、超高層ビルは高さ60メートル以上で、20階建て以上に相当する。
長周期地震動の影響を受けやすいと近年知られ、対策が始まっているところだ。

揺れを抑える制震装置を付けていた新宿センタービルは、東日本大震災のとき揺れを2割ほど減らし、継続時間も半分にできた。

実物大のビルを揺らせる防災科学技術研究所の実験施設「E−ディフェンス」(兵庫県)は、長く続く揺れを再現できるよう改良する。




小委員会主査の北村春幸・東京理科大教授(建築構造学)は「津波と一緒で、長周期地震動も『大きいかもしれない』と考えて、どうすれば被害を防げるか考えてほしい」と話す。



※ 長周期地震動


(C)毎日新聞

2階建ての家屋など低い建物を揺らすカタカタという普通の揺れ(短周期)と違い、ゆっさゆっさと大きく揺れるのが特徴。

揺れが1往復するのに2秒以上かかり、巨大地震の際に生じやすい。

低い家屋は揺れず、超高層ビルは上の階ほどよく揺れる。

周期に10をかけると揺れやすい高さのビル(例えば3秒なら30階建て)の目安になる。

国内では60階建て級が最も高く、20〜60階建てに相当する周期2〜6秒がビルを揺らしやすい。


引用記事:
<長周期地震動> 東日本大震災の2倍以上に 東海地震などで
出典元:毎日新聞
(2012年04月06日15時00分)







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