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志賀原発(石川県)近くに活断層か、耐震安全性に影響も。

2012.05.13 Sunday 08:44

北陸電力志賀(しか)原子力発電所(石川県羽咋郡志賀町)の、北約9キロを東西に走る「富来川(とぎがわ)南岸断層」が、原発の耐震設計で考慮の必要な、13万〜12万年前以降に動いた活断層の可能性があることが、渡辺満久(みつひさ)東洋大教授(変動地形学)らの調査で分かった。

千葉市で20日から始まる、日本地球惑星科学連合大会で発表される。





志賀原発の西側の海岸には、13万〜12万年前以降にできた段丘という階段状の地形があり、富来川南岸断層はこの段丘を横切っている。

渡辺教授らは断層の南北で段丘の高さが20メートル以上ずれていることを確認。

段丘ができた後で、断層が動いたものと結論付けた。

富来川南岸断層は陸域が約4キロだが、渡辺教授らは北陸電力による海底探査のデータを独自に分析し、海域まで含めると総延長10キロを超える可能性も指摘している。



(C)読売新聞

引用記事:志賀原発近く活断層の恐れ…総延長10キロ超か
出典元:読売新聞
(2012年5月12日 06時48分)




そもそも志賀原子力発電所の耐震性を巡っては、国の原子力安全・保安院が、原発の南側に連なる3つの断層が連動して大地震を引き起こす可能性はないか、北陸電力に調査し結果を報告するよう指示していた。

北陸電力は調査を行い、「連動の可能性は低い」とする評価をいったんまとめたが、国の専門家会議で断層の調査が不十分だという指摘があり、再評価を求められていた。


参照:志賀原子力発電所 敷地周辺・敷地近傍の地質・地質構造
(活断層評価の概要)
【pdfファイル】
平成20年12月10日北陸電力株式会社

しかし、原子力安全・保安院は、提出された断層の評価では判断できないとして、北陸電力に調査し直すよう指示していた。

参照:川内原子力発電所、伊方発電所及び志賀原子力発電所周辺における活断層の連動に関する検討について
(原子力安全・保安院としての現時点におけるコメント等)
【pdfファイル】
平成24年3月9日原子力安全・保安院



これについて北陸電力は、平成24年5月11日に開かれた国の専門家会議に改めて評価結果を報告し、3つの断層の傾斜などから「連動する可能性は考えにくい」とするとともに、仮に3つの断層が連動しても施設に与える揺れの大きさはこれまでの想定を下回るとした。

しかし専門家からは、3つの断層をつなぐ可能性のある真ん中の断層周辺の地質構造が十分に示されていないなど、判断に必要なデータが足りないという意見が相次ぎ、原子力安全・保安院は、北陸電力に対しさらに調査し直すよう指示

北陸電力は「結論に至るプロセスなどを丁寧に説明すべきだった。専門家の意見を参考にして、改めて調査結果を示したい」としている。


引用記事:志賀原発 断層の再調査を指示
出典元:NHKニュース
(2012年5月12日 0時32分)




上記のような経緯がある上、さらに今回原発の北側に耐震設計で考慮の必要な活断層の可能性ということは、志賀原発の耐震安全性に影響を与えるのは必至といえるのではないだろうか。

なお志賀原発は、1号機が2011年2月28日にポンプ部品の不具合で運転を停止、2号機は2011年3月11日から定期検査で運転を停止しており、現在は両機とも運転再開の目途が立っていない。







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