Well Planned House Co.Ltd.

横浜の一級建築士事務所
株式会社 ウェル プランド ハウス です。
設計、監理、改修工事から清掃、ビル管理、点検まで、あらゆる物件のご相談を承っております。

まずはメールで、yokohama@wellplannedhouse.com までご連絡下さい。





南海トラフ最大の津波、痕跡発見。

2015.05.19 Tuesday 10:11
高知大学と名古屋大学の研究グループが、約2000年前の巨大津波の痕跡を、三重県内の二つの池で発見した。

静岡県沖から宮崎県沖にかけて延びる南海トラフで巨大地震が起き、過去約7300年間で最大の津波が東海から四国、九州に押し寄せたとみている。







高知大学の岡村眞特任教授(地震地質学)ら研究チームが、1992年から西日本の沿岸に近い池の水底を掘削して堆積物を取り出し、津波で運ばれた砂の層がないか調査していることは、弊社BLOG内でも3年前に取り上げた。

参照:弊社BLOG南海トラフ津波跡か-2千年前の地層で津波の堆積物発見-
(2012.10.02)


すでに、龍神池(大分県佐伯市)、糺池(高知県須崎市)、蟹ケ池(高知県土佐市)、田井ノ浜の池(徳島県海部郡)、蒲生田大池(徳島県阿南市)の少なくとも6カ所で、2000年前の津波の痕跡を確認している。


3年前には、これまでに研究グループが確認した同時期の津波痕のうち、最も東に位置している須賀利大池(三重県尾鷲市)での調査結果を発表。


砂層から2000年前に九州から東海地方までの一帯を襲う津波が起きた可能性を示唆していた。




(C)中日新聞(2012年10月1日 08時55分)





さらに、太平洋プレート(岩盤)のずれで起こる地震は周期性があるため、4000年前の津波跡が見つかれば、およそ2000年周期で巨大地震が起きていると考えられるため、さらに発生周期を割り出すため須賀利大池の3500〜4000年前の堆積物を調べているとしていた。





今回は、座佐池(三重県南伊勢町)と芦浜池(三重県大紀町)で、約7300年前までの地層を採取し、約2000年前の大津波で海底などから運ばれた砂の層を発見した。


厚さはそれぞれ約60センチと約30センチで、他の時代の津波でできたとみられる層より、約2000年前の層が最も厚くなっていたという。






国の内閣府中央防災会議の有識者会議は3年前、東日本大震災を教訓に、東海沖から四国沖の、東海・東南海・南海地震の震源域が連なる「南海トラフ」で、マグニチュード(M)9級の超巨大地震が発生した場合の被害想定を公表。


想定は空前の規模に膨れ上がり、南海トラフで起こりうる最大級の津波としては「太平洋沿岸で高さ10メートルから30メートル前後」としていた。


参照:弊社BLOG南海トラフ地震、M9新推計
(2012.08.30)


だが、約2000年前の津波の範囲から推測すると、この想定に近い巨大な津波が実際に起きていた可能性があるということになる。





研究グループの代表を務める高知大学の岡村眞特任教授は記者会見を開き、「今までは300年前の宝永地震が、この1000年で最大だろうという考えをベースに日本の津波対策が考えられてきたが、今回の調査では2000年前にそれをはるかに超えるレベルの津波が起きていたことが明確になった」と述べた。


そのうえで、「長い地球の歴史から見れば、2000年前に起きたことは今後も必ず起きると考えておくべきだ。諦めず、自分の判断で、より高い所へ逃げられるよう、対策を進めてほしい」と話した。






都市部が多い地域の海沿いの池は、多くが埋め立てられて工場や宅地などに変わっており、条件が非常に限られていて適地がほとんどないのが現状だが、「三重県に非常に大きな津波が到達しており、もっと東にも津波が来た可能性が高い」と指摘。


南海トラフ地震の震源域東部にあたる愛知県や静岡県など、他の場所でも調査を進めたいとしている。







参考・引用:NHKニュース
参考・引用:時事通信




JUGEMテーマ:アート・デザイン
地震関連 | comments(0) | - | pookmark |

コメント

コメントする